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朝日を浴びた瞬間、自律神経はどう変わる?

朝起きてカーテンを開ける、その自律神経はどう反応しているのでしょうか?

「朝日を浴びると自律神経が整う」とよく言われますが、
本当にそんな変化があるのか? Reflex名人を使って実際に測ってみました。
2名で4回測定した結果、朝日を浴びた瞬間に自律神経活動が活性化”するという興味深い変化が見られました。

Refelxで測定してみると

    【カーテンを閉じた起床】
    心拍数(HR)はゆるやかに上昇
    交感神経(LF/HF)は一時的に上昇
    副交感神経(CCVHF)は抑制傾向

    【朝日を浴びた起床】
    朝日を浴びた直後に交感神経(LF/HF)が明確に上昇
    同時に副交感神経(CCVHF)の反応も活発化
    → 「交感神経が目覚め、副交感神経も一緒に反応する」
     =スムーズな“目覚めの切り替え”が起きている可能性

    サーカディアンリズム

    Czeisler と Gooley(2007)は、ヒトのサーカディアンリズム(概日リズム)が視交叉上核(SCN)によって制御され、睡眠・覚醒にとどまらず、体温・血圧・ホルモン分泌など多くの生理機能の24時間リズムを形成していることを示しています。特に光曝露はこの体内時計を調整する最も強力な外的同調因子(zeitgeber)であり、朝の光曝露はリズムを前進(リセット)させて「覚醒と活動の準備状態」を整える一方、夜の光曝露はリズムを遅らせて睡眠・自律神経リズムを乱すことが報告されています。これらの知見は、朝の自然光が体と心を“朝モード”へと切り替える重要な生理的スイッチであることを裏づけています。
    (参考文献:Czeisler CA, Gooley JJ. Sleep and circadian rhythms in humans. Cold Spring Harb Symp Quant Biol. 2007; 72: 579–597. doi:10.1101/sqb.2007.72.064)

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