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「こころの旅」の記録を振り返ってみました

こころです。
「こころの旅」はAppleWatchなどの30秒*の心電図波形情報をもとに超短時間心拍変動解析を行う研究用サービスです。
解析結果は1分以内*にメールで、こころの表情とともにグラフ・数値でお知らせします。
また、週レポート月レポートを被検者の方にメールします。
今回ある人の7カ月の記録を振り返ってみました。

*こころの旅は2026年1月現在、AppleWatchとLanceband3に対応しています。
AppleWatchの場合 30秒、Lanceband3の場合 60秒のデーター長をもとに解析します。

日常の中で記録されていた心拍変動の推移(7日移動平均)

日常生活の中で測定されたデータを7日移動平均で示したものです。
短期的なばらつきを抑え、全体の流れが分かるようにしています。

CVRRとccvL/Hの7拍移動平均値を1か月平均でプロットすると

このデータでは、心拍の変化が明確になる前に、CVRR や ccvL/H といった心拍変動指標に、
状態の変化が先行して現れているように見えます。

心拍が結果として表れやすい指標であるのに対し、心拍変動はその前段の「揺らぎ」や「バランス」を反映することがある、という違いを示す一例と考えられます。

CVRRとccvL/Hの2軸

CVRR と ccvL/H の2つの指標を用いて、2軸上にプロットしました。
・CVRR:心拍変動の大きさを表す指標
・ccvL/H:交感神経活動の相対的な強さを表す指標
各点は日ごとの値を示しており、時間の経過に応じて色分けしています。



この2軸上では、点が一か所に固定されるのではなく、

  • 一定の範囲の中を移動している様子

  • 時期によって、分布の中心や広がりが変化しているように見えること

  • 心拍数の変化とは異なるタイミングで、配置の変化が現れているように見える区間があること

といった特徴が確認できます。

点がばらついているように見える一方で、時間の経過に伴い、分布の中心や広がり方が少しずつ移動している様子も観察されます。

心拍数の推移だけでは捉えにくい変化も、CVRRとccvL/Hを組み合わせて眺めることで、
状態の移り変わりとして視覚的に確認できる場面があります。

これらから、心拍変動を「結果」ではなく、変化の途中に現れるサインとして捉える視点につながる可能性が示唆されます。

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