クロスウェルが開発採用している心拍連動連続解析方式は、心拍の検知に同期することを特徴としています。
リアルタイム性を確保するために、LFの0.04Hz(25秒周期)を解析するのに十分な「30秒」を時系列データの長さとし、窓関数が不要なMEM法(最大エントロピー法)による周波数解析と時間領域解析を行っています。
時系列データを構成する上でRRI変動率が一定の閾値を超えて大きなものは、不整脈やノイズの疑いとして除去され、除去した結果、RRIが不連続になったり、データ点数が不足したりする場合は周波数解析をスキップすることで、周波数解析結果にノイズが混入しないよう工夫が施されています。