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朝日を浴びた瞬間、自律神経はどう変わる?
朝起きてカーテンを開ける、その自律神経はどう反応しているのでしょうか? 「朝日を浴びると自律神経が整う」とよく言われますが、本当にそんな変化があるのか? Reflex名人を使って実際に測ってみました。2名で4回測定した結果、朝日を浴びた瞬間に自律神経活動が活性化”するという興味深い変化が見られました。 Refelxで測定してみると 【... -
起立と自律神経応答:座位行動研究が示す“きりつ”の生理学的妥当性
こんにちは。こころです。私たち日本人は、世界でも有数の「座りすぎ大国」とされています。実際、就労世代では1日に8時間以上座って過ごす人が4人に1人いるという報告もあります。(Bauman et al., Am J Prev Med, 2011/Kitayama et al., J Epidemiol, 2021)ですが、じっと座り続けることが、“からだ”と“こころ”にどんな影響を与えている... -
宇宙から帰ったら「立てなくなる」!? ― 心拍変動が示す、自律神経と重力の知られざる関係 ―
こんにちは!こころです。AIと一緒に、研究に役立つ心拍変動解析の情報をお届けしています。今回は宇宙飛行士のデータから起立について考えたいと思います。わずか10日間の宇宙滞在でも、帰還した宇宙飛行士の多くは立ち上がった瞬間にめまいや血圧低下を経験するそうです。Blaberら(2004)は、宇宙飛行前後の心拍変動(HRV)を解析し、帰還... -
年齢とともに変わる“立ち上がる力”。自律神経が語る心と体のサイン。
私たちは毎日、何度も立ち上がっています。しかし、その一瞬に起こる「心拍の変化」に注目したことはあるでしょうか。きりつ名人のデータによると、60代の方が座位から立ち上がったとき、1分間の平均心拍数は約5拍上昇します。そしてこの心拍の動きは、年齢とともに低下していく傾向がみられます。これは、単なる筋力の問題ではなく、自律神... -
起立負荷の結果をどう読み解くか ― 論文から探る自律神経の反応性
安静では見えない「立ち上がる力」。起立負荷による心拍変動(HRV)の変化を観察すると、自律神経の“反応性”が見えてきます。しかし、どのような反応が「良い反応」で、どんなパターンが疾患や不調と関連しているのか――臨床や研究の現場で判断に迷うことも多いものです。ここでは 安静・起立・過剰反応 の3つの視点から、国内外の代表的な研... -
椅子ヨガ × 自律神経リアルタイム解析 ― 第44回日本臨床運動療法学会での実技講座
椅子ヨガで血圧が改善?! 自律神経と心臓中枢から探るメカニズム 9月14日、第44回日本臨床運動療法学会の実技取得単位講座で、椅子ヨガと自律神経の関係を“学び、その場で測って・一緒に考える”参加型プログラムが実施されました。 理学療法士の板矢悠佑先生(野崎徳洲会メディカルフィットネルAwai )は、椅子ヨガの継続により高血圧患者さ... -
意外と知らなかったこんな機能
血圧・心拍変動解析ソフトmeijinにはリアルタイム表示以外にもいろいろな機能があります。今回は意外と知らなかったこんな機能と題して、おすすめの機能をご紹介します。 心電図波形を確認・再解析する 心拍変動解析はいかに正しく高精度でR波を検出し、ノイズなどを解析から除去するのかというのが重要です。meijin解析では精度にこだわって... -
自律神経(心拍変動解析に関する)最近の論文紹介
自律神経研究は「幅広い応用」へ展開中 40年以上続くHRV研究はいま、ウェアラブルと短時間解析の進歩で臨床・スポーツ・日常生活に広がっています。クロスウェルは、きりつ名人/Reflex名人/こころの旅を組み合わせ、研究目的に最適化した高精度HRV解析をご提供します。昨年に引き続き、クロスウェルがピックアップした注目論文一覧をアップ... -
心拍変動と炎症の関連:51研究のメタ解析より
こんにちは!こころです。こころの論文ナビでは、AIと一緒に心拍変動解析や自律神経研究に役立つ情報をお届けしています。HRV(心拍変動)と炎症マーカーの関係をまとめた、信頼性の高いメタ解析をご紹介します。Williamsら(2019)によると、HRV(特にSDNNやHF-HRV)が高いほど、CRPやIL-6などの炎症マーカーが低い傾向があるそうです。つま... -
治療名人アンケート
長年、治療名人をご愛用下さりありがとうございます。ぜひご利用状況・ご意見などお聞かせ下さい。 治療名人アンケート アンケートはこちらから もれなく治療名人ポスタープレゼント アンケートにお答えいただいた方に、治療名人ポスター(PDF)をもれなくプレゼント。ダウンロード画面をメールします。院内に掲示するなどぜひご利用下さい。...