起立負荷により自律神経機能評価をサポート
心身が健康であれば、能動的起立負荷は「立つぞ」という中枢の興奮性神経の影響と、圧受容体信号の影響により、交感神経亢進・副交感神経抑制という自律神経反射を惹起させます。きりつ名人はこの原理を利用して、高度な解析技術により、心拍変動解析による安静時だけではわからない自律神経機能を評価をサポートします。
■クリップを装着し、起立するだけの簡単操作
クリップを装着し、音声ガイダンスにそって起立するだけの簡単操作。電極(シールタイプ)を胸に貼ることも可能
■レーダーチャート きりつ名人グラフで安静時と起立時反射をわかりやすく表示
安静座位、起立、立位(起立維持)、座位の心拍変動を評価します。
血液の体内循環がおよそ1分であること、副腎髄質から分泌されるアドレナリンの半減期が40秒であることから、安静時、起立時などの各体位の1分ごとの平均値を比較し、安静時だけではわからない自律神経反射機能を評価サポートします。
■各項目の年齢標準値比較が可能
きりつ名人の健常データ*から各体位間の心拍の変化、CVRRの変化、ccvHFの変化、ccvLFの変化、ccvL/Hは年齢層ごとに正規分布し、年齢と逆相関(相関)を示していることが判明しました。これからの結果から、指標の年齢ごとの標準値を設定すると大きく低下する群、大きく亢進する群には疾患があることも示唆されました。
きりつ名人では標準基準を表示・比較することにより自律神経機能評価をサポートします。
周波数解析結果・時間領域解析結果の各体位ごとの平均値を印刷
各体位ごとの平均値・1拍ごとの解析結果グラフを印刷
きりつ名人年齢標準値(参考値)を表示
■タイプをキャラクタ表示可能
安静時・起立時の反応をスコア、フェイスマーク・動物のキャラクタ表示(選択)可能です。
■症例でみるきりつ名人
*ご利用にはソフトウェア 「血圧・心拍変動解析ソフトmeijin(きりつ名人)」と専用の心拍計、血圧計(血圧計なしでもご利用いただけます。)が必要です。
①ソフトウェア 血圧・心拍変動解析ソフトmeijin (きりつ名人)
・解析エンジンMemCircle 含む
・インストール用CD 1枚
・1ライセンス
・ライセンス認証用ドングルキー 1個
・きりつ名人用ライセンスコード登録用CD 1枚
オプションで次のソフトのライセンス追加が可能です。
・Reflex名人
・Tilt名人
・呼吸名人
・シェロング用
指定管理医療器認証番号 228AHBZX00031000
動作環境 次の要求を満たすPC上で動作いたします。
OS:Windows 10 各32ビットおよび64ビット版
.NET Framework 4.5以上がインストール済み
メモリ・ハードディスク:OSの動作要求を満たす
画面サイズ:1366×768ピクセル以上
入力装置:キーボードおよびマウス
プリンター:OSに適合する任意のプリンター
USB:ライセンス認証にSB2.0対応のポートを1つ占有
②接続対応機器
1-1:メモリ心拍計 LRR-03 製造元:アームエレクトロニクス株式会社
(医療機器製造承認番号 13BZ6133)
1-1: 心拍計 HRR-01 製造元:アームエレクトロニクス株式会社
(心電計HRR-01 の場合 クリップ・電極(シールタイプ)対応可能です)
1-2:心拍計 MWT-001 製造元:アームエレクトロニクス株式会社
(無線タイプ)
2-3:血圧計 Circlemates 製造元:株式会社エー・アンド・デイ