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Correlation between cardiac autonomic modulation in response to orthostatic stress and indicators of quality of life, physical capacity, and physical activity in healthy individuals.
健康な人における起立ストレスに反応した心臓自律神経変調と生活の質、身体的能力及び身体的活動の指標との相関
Goncalves TR J Strength Cond Res. 2015 May; 29(5):1415-21
休息時の心拍変動(HRV)の増加はしばしば最大酸素摂取量(VO2max)、身体的活動及び生活の質(QoL)のマーカーに関連している。しかしながら、HRVは身体的運動あるいは起立(ORT)実験中には観察されていなかった。この研究は、若年成人の仰向けでの休息(SUP)からORTポジションまでのHRV変化(△HRV)と、(VO2max)、身体的活動及びQoLとの関連性を調査するものであった。心臓自律神経変調が15名の健康なボランティア(26±7歳)でSUPからORTポジションで測定されたR-R時系列のスペクトル分析によって評価された。アンケートがQoL(SF-36スコアー)の評価のために、(VO2max)の予測し、そして身体的活動(Baecke Sport Score)を定量化するために行われた。ORTではなくSUPでのすべてのHRV指標が強くQoL、予測(VO2max)及び身体的活動に関連していた。SUPからORTの△HRVが全てのアンケート数値(r=0.52-0.61、低周波数及びr=-0.61から-0.65、高周波数、p≦0.05)に有意な相関を示した。休息時の迷走神経活性がより高く、SUPからORTでのアドレナリンの変化と副交感神経変調がより大きいことがQOL、予測(VO2max)及び身体的活動の値が高値を示したボランティアで検出された。ひとまとめにすると、休息時SUPポジションから能動立位までの神経順応のレベル、及び身体的活動とQoLのアンケートが低コストでほとんどのスポーツ施設で大規模な被験者に適応されるかもしれない運動への生理学的及び生活スタイルへの順応を理解するための簡単な方法のようである。