短期心拍変動のスペクトル分析のための変化する起立負荷が自律神経機能障害の感度を改善する。

■19062311

Modified orthostatic load for spectral analysis of short-term heart rate variability improves the sensitivity of autonomic dysfunction assessment.

短期心拍変動のスペクトル分析のための変化する起立負荷が自律神経機能障害の感度を改善する。

Howorka K J Diabetes Complications. 2010 Jan-Feb; 24(1):48-54

目的:糖尿病患者における初期自律神経機能障害の可能性の心拍変動(HRV)評価の短期スペクトル分析の感度に対する起立負荷の影響の評価
方法:単一ポジションの時と変更されていく起立負荷(仰向け1‐立位‐仰向け2、各ポジション300秒)の時の良好な血糖管理の糖尿病患者(n=80、年齢38±14、糖尿病期間16±10年)と、標準的なベッドサイド反射試験バッテリーによって評価されたように自律神経障害のない非糖尿病コントロール群(n=150、年齢40±13歳)のHRVの短期時間領域と周波数領域分析結果の比較。
結果:単一ポジション“仰向け”あるいは“立位”で得られた【総‐(TF)、低‐(LF)、及び高周波数(HF)バンド及びその重心周波数でのスペクトルパワーの絶対及び対数(LN)値】短期周波数領域パラメータの何れも良好な管理をうける患者と健康な統制群の間で有意な差を示さなかった。(P>.3)しかしながら、変化する起立負荷中は、糖尿病群及び健康な被験者群の間でのDeltaLN LF((立位‐仰向け2))と同様にDeltaLN TF((仰向け1‐仰向け2))及びDeltaLN LF((仰向け1‐仰向け2))での有意な差が記録された【-0.2±0.5対-0.1±0.4 LN(ms(2)), P=.05; -0.3±0.8対0.1±0.7 LN(ms(2)), P=.001及び0.2±1.0対0.4±0.9LN(ms(2)), P=.05,それぞれ】、そして関連の重心周波数のグループ間の差は有意ではなかった。これにより、起立実験の後の糖尿病被験者においてLFスペクトルパワーの回復が遅いことが示唆された。
結論:単一のポジションでの測定と比較した時、変更される起立負荷プロトコルは短期HRV検査の感度を改善した。心血管自律神経障害のない(標準心血管反射検査で除外されたように)良好な管理の糖尿病被験者において立位での起立負荷後のLFバンドスペクトルパワーの回復の遅延は副交感神経活性化の減少を示している。

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