きりつ名人データの認知症・健常の症例をパワースペクトルグラフ・研究モードで比較すると

きりつ名人のレビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症の症例と健常データをパワースペクトルグラフ・研究モードで比較してみました。

パワースペクトルグラフでは、周波数帯域の、起立・着席の変化が細かくわかります。
健常症例では、全体の活動が大きく、安静時はHFが大きく、起立時にはLFが大きい様子がよくあられています。
このレビー小体型認知症の症例では、起立時にLFが小さく変化しています。
また、このアルツハイマー型認知症ではHFが極端に小さいという特徴が見られます。
研究モードのグラフでは、コリン作動性分をあらわしているHF成分が極端に低下しているときは赤色で表示。平均値だけなく、1拍ごとの結果もレベルで表示されるため、アルツハイマー型認知症の特徴である、アセチルコリンの減少の様子が一目で分かるようにしています。
また、カテコラミンの機能評価をする指標として起立時のccvLF成分をグラフ表示しています。

健常データ

meijin倶楽部の会員サポートとして、深く研究していただけるよう、きりつ名人研究用モード、パワースペクトルグラフ表示対応などを行っています。お気軽にお問合せ下さい。

認知症研究画面

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